篝燈火焔映堂庇 老若連綿参詣昌 祭祀恭々随古式 余興即妙非通常 男児勇躍溢神域 女性音声眞劇場 欣喜無窮深夜及 豊登祝着泰平郷 須倍神社宮司 加藤 春雄 書 庇及び眞はあて字。庇はマダレに相を以てショウ、ひさしという意。 眞はモンガマエに眞を以てテン、満つるという意。大意へ 写真の転載を固く禁ずる。
大意 篝火の焔が建物の庇に映えている。 老人も若い者も続々と断える事無く続いてお詣りする人が盛んだ。 お祭りは恭々しく昔のままに行われ、 余興はとっさに面白い事をしていつもきまっていることではない。 若い男たちは元気よく躍りまわって神社の境内の外にまで及び、 女性の歌声、話声など劇場いっぱいに満ち満ちて賑やかである。 喜びの声は何時までも続いて真夜中に及び、 豊かな稔を喜び祝うよう治まった平和な郷である。 [白文へもどる] |